空手ラブストーリー10 型を演じる麻里

内容紹介

「やあああ！」
麻里が所属する空手部の道場で型の全国大会が行われていた。
他大学の学生も集まっての大会だった。

正直、型の大会はあまり盛り上がらなかった。

学生の殆どは型を実践的でもない古臭い技術だと勝手に考えあまり人数が集まらなかった。

学生の多くは組手の試合を見に行くために型の方には人が集まらなかった。

若者は総合格闘技やキックボクシングなどを見に行くからである。

他大学から二人ほどイケメンも来ていたが、実は、女性を見られるから来ていた。

更に言えば、女子の空手着姿や足を見られるから来ている人間が多かった。

要するに、型なぞ見に来るのは、コスプレフェチか足フェチがほとんどだった。

パシャ！と写メと動画を勝手に撮ったが型を演じ続けるので足裏が汚くなっていた。
「うわ・・・きったない足だなあ・・・顔は最高なのに・・・オエッ・・・ぷ・・・」

動画と写メを撮影した事がバレたイケメンの運命は・・・？

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